うつの治療には抗うつ剤が最適|特徴を詳しく解説

様子を見ながら毎日服用

薬

1種類・少量からスタート

うつ病の薬物治療に使用される抗うつ剤はSSRI、SNRI、NaSSAなど大きくわけて5種類あり、このうち1種の薬を選んで飲み始めます。副作用が強く出ないように飲み始めは本来効果が出るために必要な量よりも少量でスタートすることがほとんどです。その後、副作用の様子を見ながら少しずつ服用量を適量まで増やしていきます。最初に検討されるのは副作用が少なく、比較的最近使われるようになったSSRI、SNRI、NaSSAの3種類です。これらの抗うつ剤が効きにくい時や症状が重い時に三環系や四環系が検討されます。効果が強いものの副作用が多くでやすいので選択肢としては後手にまわっています。薬の効果があらわれるまでには2、3週間かかり、うつ病の症状に関して抗うつ剤が効いているかを確認したらその薬を使い続け、効果が不十分、有害作用が見受けらっれう場合は、ほかに種類に変えたり、同じ種類を飲み続けながらその効果を高めるためにほかの薬を一緒に使うかどうかを検討することが大事です。抗うつ剤が決定すれば、症状がほとんどでない寛解の状態まで飲み続けます。寛解まではおよそ1か月半から3か月ほどかかるのが一般的です。どうしても薬の効果がでない場合や再発を繰り返すようであれば、双極性障害などほかの病気である可能性もあるので、あきらめずに医師に相談することが重要になります。また、抗うつ剤の副作用に関しては前もって対処法を医師に聞いておくことが大事です。特に辛かった副作用としてあげられるのが眠気です。最近の抗うつ剤は副作用がかなり抑えられてはいるものの、およそ7割の人が何らかの副作用があらわれていますので、最初から副作用はあるものだと心構えしておくことが重要です。たいてい3日から1週間ほどで不快な症状があらわれ、その後はだんだんと消えていきます。一過性のものであることを知らないと、不快症状よりも後に薬の効果があらわれることから、自己判断んで辛いからと服用をやめてしまう人が多いので注意が必要です。一番つらいといわれている眠気に関しては、夜眠る前に服用するなどタイミングを工夫してみたり、洗顔や目薬を使用する、コーヒーを飲むなど自分で眠気覚まし法を見つけて対応することもできます。加えて、ほかの薬にかえてもらったり、副作用を抑える薬を処方してもらうなど、つらい時は医師に相談するようにします。そして、薬を処方されたらあらわれる可能性のある不快症状を確認し、どんな効果があるのかをしっかりと聞くことが重要です。

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