うつの治療には抗うつ剤が最適|特徴を詳しく解説

どの薬をどれくらい飲むか

服用

複数処方されることも

中度から重度のうつ病の患者に対して医師は抗うつ剤を処方することが多いです。日本で承認されている抗うつ剤は20種類弱ありそれぞれに複数の製品が存在します。そのうち第一選択薬という有効性が高い上に、副作用が少なく、その病気の患者に対してまず投与される薬となっているのがSSRIとSNRIの2種類です。製品としては、デプロメールやルボックス、パキシルなど5製品ほどあります。軽症や中度のうつ病の場合、ほぼ5製品のうちの1つが処方されます。初回の処方では薬の効き目や副作用の症状をみるためにだいだい3日から1週間分が処方されることがほとんどです。その後、抗うつ剤の効果や症状をみながら医師は薬の量を増やしていきます。SSRIの中でもよく処方されるパキシルは10mgがおよそ123円で20mgがおよそ217円、成人では1日に20から40mgを処方されますので、1日20mgを2週間処方されたとすると2週間分でおよそ911円の薬代がかかるわけです。抗うつ剤のほかに抗不安薬や睡眠薬があわせて処方されるパターンも多いです。これは、抗うつ剤は効果が出るまでに数週間はかかってしまうため、それまでの緊張や不安感、焦燥感の緩和が主な目的で処方されます。また、うつ病の場合、眠りの質が悪いことが多く、症状に合わせて睡眠薬が出されます。このほかに、抗精神病薬も一緒に処方されることが多い薬です。また、服薬による胃痛に対応する胃薬やさらには、抗うつ剤の副作用である吐き気を抑えるための薬を処方する医師もいます。基本的に精神科医が多い病院では患者に対して処方する薬の数が少なく、精神科医が少ない病院ほど薬の数が多い傾向にあります。余裕がある施設ほど焦点をしぼった処方をおこなっている様子も見受けられるので病院選びの基準として、みておくことも大事です。また、この薬そのものの価格に加えて、調剤技術料や薬学管理料などの費用もかかります。一般成人の初診料は、施設や時間帯、診療時間により異なりますが、実質2000円から3000円程度というのが相場です。そして、特別な事情で薬をまとめて受け取る場合、通院回数が減る分だけ診察費の節約にはなりますが、28日以上の期間で薬の処方が行われると処方料が高くなるので注意が必要です。その差額はおよそ650円、自己負担額にすると195円になります。外来での処方料は向精神薬の処方は普通の薬よりも点数が1点追加されているので、2週間に1度の通院を4週間に1度にしたとしてもさほど節約にはつながらないので注意します。また、初めて抗うつ剤を服用する場合や新しい薬に変更された時には短期間分の処方しかされない仕組みです。

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